履歴書 9 うちの従業員さん

うちの従業員さんは高学歴、とてもエリート という方はいません。社長の僕が経理専門学校中退 そんな会社に高学歴の人が入ってくるはずがない。

 

でも、高校中退でもブックオフでは活躍できて全国でトップクラスの店長になれるんだ。というのを示したくて厳しい指導もしましたが。そんな店長が何人も出てきています。

 

一人は、エリアマネージャーとしてとても輝いて全国でも一目置かれる人間になった。頭がいいのですが、人付き合いがあまり得意じゃなくて。表現が苦手で人を信じられなかった。

 

僕の元でガンガン教え込んで、半分潰れて小さな店に移動した、もうダメかなぁと思ったらそこで今まで習ったことを活かしたらスタッフさんがとてもよろこんでくれた。なーんだこれでいいんだ という気づきから当社の大黒柱になりました。

 

もう一人は10万円と100万円の面接の社員さんで、最初は「俺はなんでもできるんだ」みたいな態度だったので反発を受け 悪気はないのですがイケイケである時にネット販売の部門で失敗をして。結構大きな問題になりその後始末を他の社員さんみんなで協力して後始末をした。

 

罰金が会社と本人にもかかったのですが、僕が会議の中でお金を他の社員さんに渡して「君たちは、若い社員一人に責任を全部負わせるのか あとはみんなで相談して」みんなでカンパソてそこを乗り越えました その後 彼は素晴らしい活躍を今も続けています。

 

その後僕にお金を返してきましたが、うけとれるはずがないでしょ! 親が子供に尽くしてなぜ返してもらえるはずがあるの うーっ かっこつけましたがうけとれないでしょ!

 

要するに 信じ合える仲間であるかどうかだと思います。フィロソフィーの中にもあるのですが「仲間のために尽くす」というのもあるように、自分が一生懸命仕事に打ち込んでみんなのために尽くせば。きっといい結果も出るし、他の社員さんは裏切らない。というのがわかった途端に信じられない力を発揮するものと思います。

 

何年か前までは(コロナの前くらい)毎月会議をしてみんな集めた問題を解決してそのあと飲み会をしていました。そのために僕の自宅の今は大きく作ってあります。最近はあまりしなくなりましたが、その社員さんたちが全道を走り回って仲間の店のために尽力しています。

 

僕の思いは「お父ちゃんがいて、兄弟がいて みんな家族のような関係」を心がけて会社を運営してきました。

 

そうそう 何年か前に考えたのですが「この世に生まれてきてやらなくてはいけない使命」

僕の場合は 昔室蘭で繁栄していた「もがみや」という屋号の会社をもう一度反映させること。

先祖が(おじいさんがやっていた北海道道南で一番大きかった最上谷書店すら見たことありませんが)頑張って作り上げてた「最上谷」という屋号を大切にしたい

 

僕の代ではなんとかできたので、喜んでくれていると思います。

 

おかげさまで良い人生を送っております そして佐賀に来てたくさんの方の出会いと

おかげさまが重なって とっても楽しい毎日を送っております。

 

人間 どこに行っても生活できます 変な縛りを自分に作っちゃいけない 

もしいっぱいしてらまた違うところでしっかり積み上げれば、みんな「おかげさまで」幸せになれる