履歴書6 フィロソフィー手帳

当社にはもがみやフィッツカンパニーフィロソフィー手帳というものがあります。

盛和塾時代稲盛さんが、自分の会社のフィロソフィー手帳を作りなさいと言っていただけてたので。京セラフィロソフィー手帳の製造部分を販売に変えて社名を当社に変えて原稿を全て打ち込んで、盛和塾の例会時に稲盛さんにお渡しして「OK」をいただいて製本しました。

 

今も朝礼で読み合わせを全店でしております。

これによって社員さんはもとより、社長の僕も変に生きてはいけないといつも見につまされます。

 

例えば

第一章 経営の心 1 心をベースとして経営する

もがみやフィッツカンパニーは資金もなく・・・・会社の発展のため一人一人が精一杯努力をする、経営者もみんなの信頼に応える、働くみんなのそのような心を信じ私利私欲のためでない・・・

 

このような文章が78項目あります お堅く厳しいですが、稲盛さんが作成していただいたものを当社で使えるなんて、夢のような話ではないでしょうか?

 

おかげさまで今も会社は健全に運営できている気が致します。盛和塾でこういう手帳を作った塾生はあまり数はいないと思います。でも僕は「良いものは真似して」の精神なので手帳をはじめ、経営計画書、社員さんとの全員参加のコンパなどなど 良いことで取り入れるものは全て取り入れています。

 

親から受け継いだ財産はなにもなく、運が悪かったら潰れてしまうような当社のような会社はどんどん変化してゆかないと生きてはいけない。

 

 

こういう話がありました

「社長は先週言ったことと、今週行ったことが違う おかしい」と社員さんに言われたことがあります。

まだまだなにもできてなく、経営者としてはダメダメな時に言われたのですが

「どうして? だって変わらなくてはいけないでしょ」と言ったら、「え〜っ」って言われて

最終的にはその社員さんはうちの会社を去ってゆきましたが、僕の経営能力が低かったのですまないことをしたと思っております。

 

でも毎日のように進化発展して行かないと、取り残されるし いつもトップランナー中の2番目くらいを目指して突き進んでおります。

 

10万と100万の話

同じ仕事をして同じ時間 同じ結果を出して給料は100万か10万円 どちらか 分けてはいけません。

あなたはどちらを取りますか? 

 

今一番伸びてて結果を出している社員さんが入社の時 面接時にした質問です

 

彼の答えは「100万円」「どうして」「だって同じ仕事して結果が同じだったら多い方がいいでしょ」

「へ〜 もう一人の方は10万円しかもらえないのは可哀想じゃないの」

「・・・・・」

 私は、間違いなく10万円を取ります