今日は房総半島を超えて北茨城市の大津へGO！ 朝から大きな漁船と船と小さな漁船が船団を作ってたくさん出港してゆく。とても豊かな漁場があって、しらす漁の最盛期なのかもしれない。震災の後生活は日常になってきているのだろう。日本人はつよいね〜
最後に遊漁船が出ていった後をくっついて出港。昨日の東側にある防波堤のくずれ波は港を出てまっすぐに東防波堤にそって出て行かないで、港を出て少ししたら右に進路をとってくずれ波を左に見て周って出ていくコースを取るといいらしい やはり地元のひとに習うのが一番
今日も朝から快調で、風は４〜５メーターずいぶんウネリも収まって６．７ノット位で快走！犬吠岬に行くまでずいぶんと漁師の小舟がトローリングで漁をしていた。マグロか？と船にあった釣りの仕掛けを流してみるが・・・かもめしか狙ってこない。せっかく元魚屋と買いたてのわさび、醤油あるのに・・・・
房総半島の先端、犬棒岬付近銚子の沖くらいに謎の海上基地発見！ 油田？天然ガス？岩盤の掘削調査？近くに大きな杭が立っていた。 銚子マリーナの沖を通過したらたくさんのヨットのマストが見えた。 大分回復したんですね 他のマリーナは封鎖になっているところもある中 頑張って欲しいですね。
おじさん３人のポジションは一人は船の舵のそば左側に座り一人は右側に座る 私はと言いますと、外で風にあたったり雨に当たると長距離は疲れるので（軟弱なんです）中に入って進行方向を向いて足投げ出してソファに座る、そのまま寝る・・・
みんな毎日日焼けしていくのに・・・なぜか変わらない？
犬棒岬をかわして、あー荒れてるね あんなに白波が立っている やっぱ犬も吠えるのでしょうか？（すいません）
この日もとってもいい天気で、「あ〜気持ちいいねぇ〜」の一日。あの岬この岬を超えて・・・もうそろそろ大津港に入港 この港もクルージングガイド的には全く載っていない。結果的にはこの港によってとっても良かったのですが。
もうそろそろ計画では給油 ３３時間くらい走ってきて一時間４リッター燃料を食うと聞いていたので１３２リッター使っている計算になる。２４０リッター入るとして残り１００リッターここくらいで入れておくと室蘭まで無給油でいけるかも という計画。
ここの港も津波で被害にあって、漁港の食堂が最近再開したとネットで見たので行ってみたかったので計画に入れた港。うーむここまでは計画通り 出る前は「どこによってどこによるか計画立ててくれ」 あっハイ！ ネットとネットの無料海図を見て計画 港をネットで検索
美味しいものとお風呂 がキーワードですがね！
大津港はとても入りやすく、波にも強くて安全な港だと思った・・・港に入ってすぐ目に入ってきたのが津波でやられた西防波堤。あとから聞いたら海から１００メーターくらいの生活道路沿いのガソリンスタンドには首くらいまで波がきたと聞いた。
トロール船がとまっている横側、釣り人がいないところを見計らって船を係留。釣り人はたくましい、タイのこっこ アナゴ などが釣れるらしい。ここらに来ると結構放射能の影響が出てるみたいです。
早速そばを通った漁師らしい自転車のおじさんに「スタンド近くにあるかい？」と北海道弁で聞くK大将 二人は手ぶらで聞いたスタンドへ軽油を配達してもらえるように歩いて向かった。帰ってくると冷たいジュースを持って「モガちゃん燃料代プラス３６０円よろしく ジュース代借りた」どこでも生きていける、わしらオヤジ組です！
この時に入った燃料が２４０リッター 満タン あとから判明したことは満タンに入れちゃいけないこと。船内が経由臭いと思ったら燃料タンク上部の繋ぎ目から燃料がちょっと漏っている。それをキッチンペーパーで拭いてちょっと片付けて「お風呂入りに行こう 遠いって言ったからさっきのガソリンスタンド行ってでタクシー呼んでもらって」
みんなでガソリンスタンドに行って「タクシー呼んでもらえます」って頼んだら、「いいよ おくっていってあげる」本当に大津の人はたくましくて人がいい 一気にファンになってしまった。
その後 五浦観光ホテル に連れて行ってもらって、そこにいた支配人に後から券持ってくるからとただでお風呂入れてもらった
話を聞くとそのスタンドの人もプレジャーボート持っていて、ヨットで来た僕等を他人とは思えなかったと言ってくれた。ありがとうございます 本当にいい人です 大津港に入港の際は コスモ石油 鳥居塚石油 をよろしく！
このあとも面白い夜があるのですが・・・ 長くなり過ぎなので その４へ つづく・・・
